Google絡みで思ったこと

ここのところ話題のGoogleの検索結果が操作されているうんぬんという件、はてなまで巻き込んで、まだ尾を引いている様子。当の会社が（インターネット上の情報を読む限りでは）かなりうさんくさいので、話としては非常に面白いのだが、昨日「Googleがなかったら仕事にならん」と書いたところだったので、ちょっと考えさせられた。　

僕を含め多くの人がGoogleの検索結果を絶対的なものと思っていたのではないだろうか？厳正かつ平等なアルゴリズムの上で、すべてのインターネット上の情報がいかなるバイアスも受けずに検索結果として出てくると錯覚していたのではなかろうか？

Googleといえども営利企業だ。どこかから削除依頼がくる、それが結果としてGoogleの利益に反するということになれば、検索結果から外す、と考えるのが自然だ。Googleは便利であるが、決して「神の検索結果」ではなく、微妙なバランスの上での結果であることを忘れちゃいけない。