Keep This Love Goin’

久しぶりにNRBQのことを書いておく。

昨日、9日のwfmu.orgのBob Brainenの番組で放送(配信)された、新NRBQ襲名スタジオライブを聴いている。
 
TARRQ来日のときも感じたことだけど、やっぱりNRBQというのはテリーのバンドだったのだなぁと、あらためて思う。初期にスティーヴが辞め、その後ビッグアルが辞めてもNRBQNRBQの音を奏でられたのは、テリーがサウンド面でバンドを強力に引っ張っていたからだろう。いま、スパンピナートブラザーズの音を聴いても、NRBQっぽさは微塵も感じられないのはそういうこと。
 
襲名に関しては、番組のサイトにリスナーのコメントが載っているが、やはり賛否両論。ジョーイやトミーのいないNRBQは認められないというのもわかる。
 
それはテリーもわかっていたけど、彼はNRBQというバンドにこだわった。
オフィシャルサイトに載ったテリーのステートメントを読んでも、相当慎重にタイミングを見計らっていた。
NRBQを名乗るからには「テリーとバックバンド」では困るということ。
やっと機は熟したのだろう。
 
一ファンとして新NRBQに望むこと。それは、目一杯ぶっ飛んだ演奏でライブハウスを揺らしてほしい。ただそれだけ。
 
まずはニューアルバムを買って、来日を祈ろう!

Waiting for Columbus

今年のPhishハロウィーンコンサートはLittle FeatのWaiting for Columbusでした。
 
毎度のことながら、今回は特に2枚組ライブ盤の完コピはすげーな。今夜あたりには音源がでてくるだろうか。楽しみ、楽しみ。
 

B000002KI9Waiting for Columbus
Little Feat
Warner Bros UK 2003-01-24

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聴いた。聴いた。

最初の F.E.A.Tとコールさせるところで
'Give me an "F"' 'PH!!!!'
'Give me an "E"' 'I!!!!'
'Give me an "A"' 'S!!!!'
'Give me a "T"' 'H!!!!'
ってみんながコールするのな。
かっこいいぜ!

Tin Can Trust / Los Lobos

はっきりいって、今年の夏はLos Lobosのニューアルバムばかり聴いている。
 
オリジナルアルバムとしてはたぶん14枚目となるが、個人的にはKiko、Colossal Headに次ぐくらいの傑作ではないかと。
 
スペイン語でクンビアを演奏するヒスパニックなルーツの一面と、ザ・バンド、デッド、フィート、オールマンの血をひく正統派アメリカンロックの一面が見事にCD1枚に見事に納められていると思います。
 
6曲目のイダルゴとロサスのギターインストは死ぬほどカッコイイぜ。オススメ!
 

B003KWT85ITin Can Trust
Los Lobos
Shout Factory 2010-08-03

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Stevie Wonder / Charactersのはなし

dimeで流れているSTEVIE WONDER 2010-07-13 Berlinという音源、セットリストが大変興味深い。
 
1曲目のMy Eyes Don't Cry、23曲目のFreeが1990年のCharactersからのナンバーで、ライブではこれまでほとんど聴いたことがない。
 
たしか当時の来日(横浜スタジアムで見た&武道館はテレビ放映)でもYou Will Know、Dark 'N' Lovely、Skeltonsは覚えがあるけど、比較的地味なこの2曲は演らなかったのでは。
 
20年たって地味なアルバムの地味な曲を2曲もひっぱり出してくる理由がわからないが、マイケル・ジャクソンとの共演が入っているから思い出した?
 
The Way You Make Me Feel と入れ替わったHuman Natureはハーモニカのインストで終わるかと思いきや、ちゃんと歌ってくれている。なかなか。
 
 
STEVIE WONDER 2010-07-13 Berlin, Zitadelle Spandau AUD

01. My Eyes Don't Cry
02. Master Blaster
03. We Can Work It Out (The Beatles cover)
04. As If You Read My Mind
05. If You Really Love Me
06. When I Fall In Love (Natalie Cole cover)
07. Overjoyed
08. Muss i denn, muss i denn zum Sta"dtele hinaus
09. Higher Ground
10. Don't You Worry 'bout A Thing
11. New York
12. Living For The City
13. Isn't She Lovely
14. Human Nature (Michael Jackson cover)
15. Uptight (Everything's Alright)
16. For Once In My Life
17. Yester-Me, Yester-You, Yesterday
18. I Was Made To Love Her
19. Fingertips
20. Signed, Sealed, Delivered (I'm Yours)
21. Sir Duke
22. I Wish
23. Free
24. My Cherie Amour
25. You Are The Sunshine Of My Life
26. I Just Call To Say I Love You
27. Superstition
28. Another Star
29. Happy Birthday
 
 

CharactersCharacters
Stevie Wonder

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ポール・マッカートニーの最新ツアー

ポール・マッカートニーの最新ツアーのセットがいいなあ。
 
オープニングからVenus And Mars〜Rock Show〜Jetと、Wings Over Americaの再現(ただし今回のRock Showは短縮版)。アナログ3枚組を小遣いはたいて買ったことを思い出します。やっぱ、これだよな。
 
Wingsのナンバーとしては、Letting Go、1985あたりはソロ後はじめて?
 
ビートルズナンバーではI'm Looking Through You〜Two Of Us〜Blackbirdのアコースティックメドレーが最高。
 
明日はキャロル・キングジェイムス・テイラー@武道館。ジェイムスはもしかして80年代以来ですか。キャロルよりもバリバリ現役感あるのに、日本ではいまいち人気が。

Under The Red Sky

Bob Dylanの東京公演最終日は、なんと'Forever Young'を演奏して、2ndアンコールにも応えたそうで。
 
これは、さすがにうらやましい。
 
今回の日本公演は腕の立つテーパーさんが速攻アップしてくれているので、毎日チェックするのが本当に楽しかったです。29日のもうちに帰ったら聴こう。
 
結局23日の東京しか行くことができなかったけれど、いまその音源を聴くとやっぱりこの日でよかったなあと思います。
 
Under The Red Skyは、アルバムのタイトルトラックではあったものの、アルバム自体の出来がイマイチだったため、あまり人気がない曲のひとつ。でも、昔話のようにシンプルな歌詞がとてもいい。

There was a little boy
And there was a little girl
And they lived in an alley under the red sky.

There was a little boy
And there was a little girl
And they lived in an alley under the red sky.