NRBQ 2000-01-28

エディ・リーダーのあとにNRBQと相変わらず振れ幅が大きいBlogですが、久しぶりにものすごい音源をトレントで手に入れました。
 
NRBQ 2000-01-28 Churchill's Pub / Miami, FL’というものですが、内容がめちゃくちゃレアです。ノーツによると、メンバーのスパンピナート兄弟の乗る飛行機が雪で欠航してしまい、急遽テリーとトミーだけでショーを行ったそうで。
そうなるとテリーのソロコンサートになってしまいそうですが、キーボードとドラムだけでもまぎれもなくQの音。しかもトミーのアシストが神がかり的にぶっとんでる!
 
これがそこらのバンドなら(それもロックンロールバンドなら)ギターとベース・ボーカルが不在という時点でライブはしないはずで。ピアノとドラムじゃまったくバンドの音にならないし、メインボーカリストもいないときちゃ、いったい誰が歌うんだと。
 
この音源のように「バンド」という単位からいろんな要素を引き算していくと、やはり個々のパフォーマーとしての技量が問われるというか、底が知れてしまうと思うんです。でもさすが「全米一のバーバンド」と呼ばれる人達だけあるな、と思わせてくれるすばらしいライブ音源でした。
 
また来日してくれないかなぁ。