GETTIN' IN OVER MY HEAD
ブライアン・ウィルソンの新作。
最初に聴いた時はいまいちピンとこなかったが、何度か聴いているうちにわかってきた。今年の夏はヘヴィーローテーションになりそうだ。ベストトラックはカールが歌うSoul Searchin'。
しかし、目玉はなんと言おうとポール・マッカートニーとの競演だろう。ブライアンがビートルズのラバーソウルを聴きペットサウンズを完成させ、サージェントペパーが発売され、そしてスマイルを挫折する。あれから37年か。
ブライアンが今、ポールとこんな歌を歌っていることに涙。
You have courage
You risk at all
Pick me up and
Every time I fall
You inspire me
Every day of my life
前作Imaginationが、いわゆる初期ビーチボーイズ的なテイストの作品だったことに加え、ペットサウンズ・ツアー中にもこれまた「409」的なDesert Driveが披露されていたので、てっきり今回も初期ビーチボーイズ風なアルバムになるものと思っていた。しかし、今回はブライアンも本気のようだ。
しかし、コーラスはバンドのメンバーも使った方がいいぞ。今回バンドメンバーがコーラスに参加しているのはDesert Driveだけで、あとはブライアン一人みたいだが、やはり人力でハモったほうがカッコいいと思うのだが。
それにしても、新録SMILEもさらに楽しみになってきたぞ。