カーラ・ボノフを聴いている


今日もひどく暑い。
仕事をしながらカーラ・ボノフを聴いている。


ささやく夜


カーラ・ボノフ出世作 「Restless Night」
エストコーストの名盤のひとつ。


カーラの魅力は、その微妙なすれてなさ、かな。
ソングライターとしてはキャロル・キングジョニ・ミッチェルなんかと比べてタフさがなく、シンガーとしては、ウエストコーストの大看板リンダ・ロンシュタットに隠れてしまっている。


ファーストアルバムはプロダクションも荒削りでカーラの歌も場慣れしていない感じなのだが(逆に、そこがイイというのが僕)、このセカンドはサウンドプロダクションも良し。歌も良し。もちろん楽曲も良しという三拍子。


ラストのWater is wide。ギターの伴奏にカーラの歌、そこにガース・ハドソンのアコーディオンジェイムズ・テイラーのコーラスという、号泣もの。このギターもたぶんジェイムズだね。


アルバムジャケットはなぜか物憂げだが、いつも夏になるとこのアルバムを聴きたくなるんだ。なぜか。