電子ブックリーダーってどうよ

ちょっと気になっている電子ブック 松下 ΣbookSONY LIBRIeの違いをいいかげんにまとめてみました。
まだ実物を見ていないので、あくまでスペック面での比較ということで。


 松下 ΣbookSONY LIBRIe
重量520g190g
画面7.2インチXGA(1024×768ドット)
16階調グレースケール * 2枚
6インチSVGA(800×600ドット)
4階調グレースケール
記録媒体SDメモリーカードメモリースティック
バッテリー単三乾電池2本単四乾電池4本
バッテリーの持ち約3ヶ月(80ページ/日)約10,000ページ
独自形式以外の対応ファイル形式txt,bmp???
価格\37,900\39,800
販売コンテンツ売りきりレンタル(2ヶ月間)
Macでは使えない使えない

サイズ・重量
Σbookは見開きとなるので、当然ながら重たい。日常的に持ち運ぶニーズがなければ関係ないが。とはいえLIBRIePDAと比べれば大きくて重い方。
画面
解像度や階調のスペックはΣbook有利だが、文字の読みやすさではLIBRIeとの記事もある。マンガなど画像が多いものはΣbook、小説などテキスト主体のものはLIBRIeということか?
記録媒体・バッテリーの持ち・価格
スペック的には大きな差はなさそう。
独自形式以外のファイル対応
Σbookは、txt,bmpをコンバートして使えるとのことだが、LIBRIeのウェブサイトにはその点の記述は一切ない。LIBRIeは、専用コンテンツのみ利用可能ということかな。
販売コンテンツ
松下は売りきり、SONYはレンタル(2ヶ月間)と方向性が異なる。レンタルになるSONYの方は毎月固定の料金がかかるものの全商品単価は安い。ユーザーの好みが別れるところだろう。


ここからは個人的感想。結論としては、どちらも中途半端な印象を受ける。

まず、これら使う必然性が感じられない。現在販売されているコンテンツの中には、4万円の本体+コンテンツ料金を払ってまで読みたいものはない。それぞれのウェブサイトを見る限りでも、これらの製品でしか実現できない新たな使い方の提案がされていない。なにか、これは便利だ!とか、これはスゴイ!とか思わせるものがないとダメだ。


スペック的にも、txt,html,PDF,ebkの4つには対応してほしいところ。現時点でデジタルコンテンツを読むのならPCやPDAで十分だと思うし、中には携帯でOKな人もいるだろう。

要は、キラーコンテンツがでるかでないかと、独自の使い方提案。Σbookは、マンガ喫茶の読書端末にするといいかもしれないぞ。