DAYS JAPANが創刊


DAYS JAPANというグラフ誌が創刊されました。
ぜひ手にとって見てください。


ウェブサイトの発刊の呼びかけには、「フォトジャーナリズムを中心にした雑誌。 」「 「権力の監視」というジャーナリズム本来の役割をになう雑誌。 」とあります。創刊号はイラク戦争の特集。罪のない子供や市民が傷ついていく痛ましいという言葉でも表現できない凄惨な姿が写し出されています。これまで、日本のテレビや新聞では(あまりにショッキング過ぎて)ほとんど報道されなかった現実があります。

 編集部には、掲載される写真を構成しながら、ぼろぼろ涙を流している人や、「編集室に入るときには自分の感情を閉ざして入ることにしている。でないと仕事ができない」と言う人がいます。つらすぎる写真と向き合わなければならないのです。それも日本が後押ししたアメリカの爆撃の結果ですから、私たちには見る義務があるのです。

表紙の少女の写真が頭から離れません。
これらの写真が現実のものであって、しかも現在進行形であることを考えると、とてつもなく悲しく思います。どこかで「対岸の火事」のように考えていた自分を恥じ、この戦争に加担した日本を情けなく思います。