2月6日は「海苔の日」。

日付とゴロがあわないですが、これは大宝律令が施行された日に由来しているそうです。大宝律令には、海苔を初めとして29種類の海産物が租税としておさめられていた記録が残っていて、施行された大宝2年1月1日を西暦に換算して702年2月6日になったと。(15へぇ)

1月31日には海苔の日の記念行事として三越銀座店前でチャリティーセールなどが予定されています。

全国海苔貝類漁業協同組合連合会
http://www.zennori.or.jp/


余談ですが、この「〇〇記念日」というのは、日本記念日協会に申請すれば、企業や個人でも受けつけてもらえます。記念日登録料は、一件5万円です。(10へぇ)


日本記念日協会 記念日登録制度
http://www.kinenbi.gr.jp/seido.html



大宝律令に載っているということは、日本には少なくとも1500年も海苔を食べる歴史があるんですね。
とはいえ、当時の海苔は貴重品で貴族の食べ物だったそう。一般庶民の口に入るようになったのは江戸時代。養殖が始まり、今のような四角い板海苔が登場してからのことです。


四角い板海苔は、原料の海苔を細かく裁断して、海苔簾(す)の上で抄(す)いて作られます。(和紙の作り方に似ています)
このときに、簾に接している方がザラザラに、反対面がツルツルに仕上がります。
これが海苔の表裏で、ツルツルが表、ザラザラが裏です。
おにぎりや海苔巻を巻く時はツルツルの表面を外側にします。


と、いう文章を今週のメルマガに書きました。