ホキ子


今日はとある漁労会社に先輩にくっついて営業。
私はさっぱり水産のことはわからないので、
「ホキ子がねえ。。。」だの「メル子がねえ。。」だの、魚の話はまったくちんぷんかんぷんだ。


打合せが終わって同行してくれた先輩に聞いてみた。
「ホキ子とかってなんですか?」


ホキとかメルルーサの卵は加工品として結構出まわっているそうだ。コンブにくっつけた佃煮とか、安い明太子なんかもタラコ(スケソウダラの子)ではなくて、こういった違う魚の卵を使うらしい。要は安いから。


とはいえ、最近は品質表示も厳しいので、「タラコのおにぎり」と書いたら、ちゃんとタラコしか使っちゃいけない。さすがに「ホキ子おにぎり」と書いてあったら食べる気がしない。


あと、成熟した卵を真子(まこ)、熟しすぎたのを水子(みずこ)というそうだ。
当然、真子で傷の無いものが一番ハイグレードになる。


昔はかなりいいかげんで、子持ちカレイという名で、オスのカレイに別の魚の卵をくっつけて売ったなんて話もあるらしい。
こりゃ ひどいなあ!