マイケル・ジャクソンの思い出

山下達郎が昨日のFMで「アメリカの芸能界の地獄で燃えつきた」と言っていましたが、的確なだけに胸にしみますなぁ。
 
マイケルのことで思い出すのは、93年のスーパーボールのハーフタイムショーに出演したときのこと。日本時間で早朝の放送だったので、録画して仕事から帰ってきた夜に見て、度肝を抜かれた思い出があります。
 
冒頭のスクリーンの上に立つ影武者の演出もさることながら、ステージ下からジャンプしてでてきたマイケルがステージ中央で微動だにせず立つ。1分間以上直立不動。突然、顔を左に向ける。さらなる大歓声。そしてサングラスに手をかける。
 
サングラスを外して一曲目のJamが始まるまでのこの2分弱の時間に、マイケルのカリスマ性のすべてが凝縮されています。スーパースターであることを知り尽くしたゆえの完璧な演出。
 
Michael Jackson - Superbowl Performance - Live - Long Version -